あなたのタグは、なんですか?
先日、ライター数名が自分たちのプロフィールを共有し、それぞれのタグ(ここでは特徴という意味で使っています)について話をする機会がありました。
筆者は恋愛系からビジネス系まで幅広く対応しているライターです。そのため「医療系に強い」「オカルトなら任せて!」という明確なタグはありません。
タグがたっていることで「この仕事なら、あの人にお願いしたい」と思い出してもらえるきっかけになります。タグは企画を提案する際にも、威力を発揮します。「こんなタグを持っている人なら、きちんと書いてくれるのでは」と思ってもらいやすくなるのです。
筆者の場合、特定の専門分野に精通しているわけではないため、「これ」と言えるタグがわからず悩んでいました。そのため、冒頭の集まりに参加したのです。
興味の幅が広すぎる点が、コンプレックスだったけれど……
仕事の実績などをシェアしたうえで、以下の情報もフォーマットにのっとり共有しました。
趣味:芝居・歌をうたうこと、読書、物語を考える
好きなもの:ミュージカルをすること、小説を書く、路地、廃墟、家や建物を見る、車
興味のあること:幸せ、貧困、路地裏、廃墟、暗渠、漫画、舞台、ビジネス方法、開発商品、社長インタビュー、芝居や歌が上手くなる方法
筆者の好きなものや仕事実績を見て、ある人が「裏側を知りたい人なんじゃない?」とおっしゃったのです。多くの人にもそうした傾向はあると思いますが、筆者の場合、それが強く現れていると感じられたようです。そう考えると、事例インタビューや人となりを伝えるインタビュー記事の依頼が多いのも納得がいきます。
人にプロフィールを見てもらい、「どう見られているか」をヒアリングすることの大切さを改めて感じました。そして、これからも人、モノ、コトの「裏側」を掘り起こし、伝えていく仕事を続けていきたいなと感じられる時間が過ごせました。
自分だけで考えているうちは、小さな箱に入った状態。やはり人との対話の中で見つかる大切ですね。今後も、裏側探訪を続けていきたいと思います。